あるネットセキュリティの専門家の方の話を聞いて、とてもすんなりと納得がいく内容でしたのでご紹介します。
よく、「MacよりもWindowsのほうがセキュリティが脆弱」と言われるのはなぜだと思います?
アップルが優秀だから?それも一部あることだとは思いますが、要はニーズの問題だというふうに考えることができるのです。
それを理解するために、セキュリティを破ろうとする側の目線に立って考えてみましょう。
何のために他人のPCに進入するのか。その目的は主に個人情報やお金に関する情報を盗み出すということだということが容易に想像できます。(愉快犯は別として)
そして、できるだけ効率よく多くの情報を盗もうと試みます。
OSのシェアを考えてみると、windowsが標的になるのは当然
こう考えると、世界中のPCのシェアはWindowsが実に9割を占めているわけで、価値のある情報を持っている官公庁や企業などのはほとんどはWindowsを使っています。
しかもさほどセキュリティ意識の高くない人が個人情報をガンガン扱う部署の担当者だったりすることもありえます。
その上、いまだにwindowsXPが現役バリバリです。買い替えの予算がないとか言いながら。。。
ですから、標的が必然的にWindowsになるわけですね。
シェア1割のMacをターゲットに、攻略するための労力を割く理由がないということです。
わざわざMacなんて厄介なのを狙わなくても、Windowsというおいしいネギ背負った鴨がいっぱいいる~♪ということなんですよね。
言われてみれば確かにそうかと納得せざるを得ません。。。
自己責任でセキュリティ対策はしっかりと
クレジットカード情報や、Webサービスのアカウントの情報など、盗まれたらホントにまずい重要なものってどんどん増えていますが、最低でもやっておくべきことがあります。
- きちんとセキュリティソフトをインストールする
- オープンWi-FiスポットではIDが抜かれる可能性のあるものにアクセスしない
- パスワードは複雑化して、同じものを使いまわさないようにする
- 2段階認証など、よりセキュリティの高いサービスを利用する
まだまだあるでしょうが、最低でもこれぐらいはしておいたほうが良いんじゃないかと思います。
同じ様な考え方ができる例がほかにもありますので、また記事にします!