Microsoftは、20日、ブラウザ上でWord、Excel、PowerPointなどのOfficeファイルを作成・編集できるサービス「Office Online」の提供を開始しました。
私は最近、価格の安さから、OfficeをプリインストールしていないPCに乗り換えたため、KINGSOFTOfficeをインストールして使っていました。
ただやっぱり、保存できるファイル形式が違っていたり、以前作ったファイルのレイアウトに崩れがあったりなどの不都合がちょいちょいあり、ちょっとストレスを感じながらも、しょうがないと諦めていました。
でも、これを使えば今までどおりの操作と機能でオフィスファイルが作成できるようになるじゃありあせんか!!
本日より、Office Web Apps が「Office Online」という名称に変更され、Office.com からもアクセスができるようになりました。
Office Blogs: http://blogs.technet.com/b/microsoft_office_/archive/2014/02/20/office-office-online.aspx
早速、使ってみましたよ。
使用条件はMicrosoftアカウントの取得だけ
まずは、以下のリンク先からMicrosoftアカウントを取得します。
手続きは以上。超簡単です!!!
あとは、OfficeOnlineページからサインインすればすぐに使えます。
PowerPointだとこんな感じ。UIも機能もアプリ版と同様で、おなじみな感じでいいですね。
作成したファイルは基本、MicrosoftのクラウドサービスOneDrive (旧名称 SkyDrive)へ保存しますが、ダウンロードしてローカルに保存することも可能です。
ただし、過去に作成したファイルを開くことは、OneDriveに保存してあるドキュメントしかできません。PC用のOneDriveアプリを使うと、通常のローカルフォルダの感覚でファイル操作ができるので、併用すると便利だと思います。
Chromebookが選択肢に入ってきた
googleのChromebookの日本国内販売が間もなく開始されるというニュースがあります。
ブラウザベースのOSであるChrome OSを搭載しており、常時ネット環境が必要となりますが、その分安価に販売されます。
米国では$229で販売されており、日本でも3万円以下のリーズナブルな価格での販売が期待できそうです。
https://play.google.com/store/devices/details?id=chromebook_acer_c720_black_wifi_2gb
私は結構事務仕事しなければならず、Officeがどうしても必要なので、Chromebookはこれまで視野に入れていなかったのですが、OfficeOnlineのおかげでもしかしたらアリかもと思い始めました。
PCの販売台数が減少し、Windowsの売上低迷に危機を感じている老舗Microsoft。
ユーザーにとっては非常にありがたいOfficeOnlineですが、Chrome OSの進撃に拍車をかけそうなのはなんとも皮肉だなあと思ってしまいます。